女性運行管理者へのインタビュー (瑞穂営業所)
瑞穂営業所では、武州交通では初めての女性運行管理者(花井 和枝さん)が誕生しました。彼女にバス旅客
運送業務との関わりや意識など聞いてみました。
① 武州に入社される前からバスを運転されていたのですか?
路線バスで7年弱、乗務していました。子育ての為に仕事を離れていましたが、子供が大きくなり、
手が掛からなくなったタイミングで武州に入社しました。車両サイズに不安があったので入社当初は
中型バスを担当し、車両感覚に慣れてから大型バスも受け持つようになりました。
② 運行管理者を目指したきっかけは何ですか?
運行管理業務を運転者の立場から見続けて、興味を覚えましたが、個人で資格を取得できるとは
思っていませんでした。それが所長より個人でも受験できるとアドバイスされて、試験勉強を始め
ました。試験に合格して運行管理者の資格を得ましたが、所長から「運行管理者を希望するなら会社
に推薦するよ」との言葉を頂き、管理者として業務を遂行できるか不安もありましたが、自分が運転者
の立場で経験してきた事を基にして、自分なりの運行管理者を目指そうと考え、運行管理者に就く事を
決意しました。
③ 女性にとってバス運転者や運行管理者の業務はいかがですか?
独身で、意欲があれば何も問題は無いと思いますが、子育てがあると、運送業においては職場の受け
入れ体制が整っていないと、何かと大変かもしれません。子育てが一段落したら、運転や管理などに復帰
することは出来ると思いますが、自分の場合は業務担当など配慮してもらったおかげで、スムーズに職務
に馴染めました。ただ、運行管理者は乗務員全員を業務目標に向かわせる指導力が必要であると実感して
おり、日々、勉強中です。
④ 後進の女性へのアドバイスをお願いします。
自分なりに出来る限りの工夫をする意識を持って、意欲的に物事に取り組んで下さい。自分に続いて、
女性の運行管理者が誕生してくれたら嬉しいです。
投稿者:太田越(本社・事業部)