運転者へのインタビュー (ベテランと新人) 本社営業所 その1
本社営業所で勤務している運転者の方(ベテラン・新人)に話を聞いてみました。
【ベテラン社員】
●小林 運転者(平成10年11月入社)
①本社営業所の様子や雰囲気は如何ですか
先輩・後輩のケジメを付けた上で、誰からとなく常に気にかけて、
声掛けしている雰囲気を感じていますが、これは先代社長から
たたきこまれた武州イズムだと思います。業務を始める時点から
仕事モードになって緊張感が湧きますが、業務が終われば礼儀を
保ちながら先輩、後輩がフランクにコミュニケーションを交わし
ており、所内では、やさしさが感じられます。
②先輩から新人社員へのアドバイスをお願いします。
どのような場所、どのような状況においても、基本業務を身に付けていれば、
対応できます。基本を習得する事に専念する事が大事であり、分からない事は
先輩のアドバイスに頼ってくれたら良いと思います。
③日常業務で意識することは何ですか
先ずは安全第一。そして他社には出来ないレベルでの業務サービスを武州交通
は出来るという自負心、プライドを持って業務を行っています。
④先輩や同僚社員との関わりは如何ですか
担当業務により時間が合わず、接触の機会がないという話を聞きますが、昔から
の社員は夏冬関係なく始業のかなり前から出社して、何気ない会話をしており、
これが貴重な情報収集の場であります。最近、入社してくる社員は規定通りに
出勤してくるので、必然的に会話する時間も作れませんが、貴重な情報や先輩が
持つ様々なノウハウに接する機会を失っているなと感じます。
知らない案件に行く時は不安になりますが、この情報収集の場を持つ事により、
アドバイスをもらう事も出来て、不安は軽減されると考えます。
⑤担当する業務において特徴はありますか
老人福祉施設での送迎を担当していますが、自分が昔、8年程担当していた老人
ホームで認知症の利用者と接する機会がありました。その時、認知症の方との
関わりについて、機械的・パターン的な接遇では利用者は反応せず、中々業務が
進みませんでした。接し方を試行錯誤している中で利用者と同じ目線で会話する
ことにより、認知症の方とも心が通じて、当方の話を聞いてくれるという感覚が
得られ、結果的に業務を円滑に進める事が出来るました。施設側も自分たちでは
対応できず、武州交通が実践している利用者への接遇、誘導に頼ってくれている
事は送迎担当者として素直に嬉しく思います。他社にはない、他社には出来ない、
この接遇サービスのノウハウを武州交通の資産として伝承していきたいと思います。
【新人社員】
●篠崎 運転者(平成28年8月入社)
①本社営業所の様子や雰囲気は如何ですか
先輩職員からは気に掛けてもらい、何かとアドバイスや指導を
してもらえる家庭的な雰囲気を感じています。管理者の方からは
自分の業務状況や運転内容について、気付いた点を的確に指摘し
て頂いております。
②日常業務で気を付けている事は何ですか
常に意識しているのは・事故を起こさない・利用者の立場に寄り添った
業務サービスです。また今後とも勉強、習得が必要だと考えているのは
・いろいろな症状や体況の利用者がいるので誘導や案内の内容を考える
・車いすの型式によって車輪の位置など異なり、リフトのフック掛けの
箇所が違うので各型式を把握する必要がある。
という事柄です。
③先輩や同僚職員との付き合いは如何ですか
他職員とは場所、時間が異なるのでなかなかコミュニケーションをとれませんが、
接する機会には出来る限り、会話をしています。
④今後の目標は何かありますか。
現在、担当している業務を着実にこなして経験を積み重ねてスキルアップを図り、
かなうなら大型バスも担当してみたいと思います。
投稿者:太田越(本社・事業部)