運転者へのインタビュー 本社営業所 その2
本社営業所において、勤務している運転者の方に話を聞いてみました。
●太田代 運転者(平成7年9月入社)
①本社営業所の様子や雰囲気は如何ですか
私は朝、出庫して夜7時半頃に帰庫するまで施設で
過ごしているので、他社員と話をする時間が少ない
のですが、自分の感覚としては、昔は緊張感もあって、
固い雰囲気が感じられましたが、最近はだいぶ明るく
なったかもしれません。
②日常業務で意識することは何ですか
先ずは安全運行です。そして誰に対しても挨拶、笑顔は欠かさず、
担当する施設の関係者(バス利用者のみならず、その家族、バスを
利用しない方や施設職員)との人間関係を良好に保つことです。
③担当する業務において特徴はありますか
自分としては他社が参入できないレベルの付加サービスを提供して、
契約を保全しようと意識しています。
●庭で草花を栽培(バラ・チューリップなどお年寄りが季節を
感じられるもの)
●施設の業務車の管理(エンジンの点検、電球の交換、ヘコミの補修、
洗車など)
●昼食後に喫茶コーナーを設けて、コーヒーを提供する(車掌と共に)
職員が昼食給仕後に休憩している時間において、施設利用者や家族
を対象にして、自分で店を巡り、お年寄りが飲みやすいコーヒー豆
を選んで、いれたてのコーヒーを出している。
ここで施設の利用者とのコミュニケーションを図り、バスを利用され
ない方や家族の方とも面識が拡がる。
このような独自の活動を継続していく事により、施設側からも頼られる状況
となりました。
④新人の運転教習を担当されていますが、如何ですか。
●自分の業務に同行する形態で新人教育を行っています。運転技能については
新人に朝の回送時の運転を任せ、運転内容を観察→日中の実車訓練において、
朝の運転との違いを説明しています。また喫茶コーナーを手伝いしてもらい、
接遇状況を見て、アドバイスを行う事もあります。
●新人の方にアドバイスするとしたら
a.何事も挨拶、笑顔は欠かさずに
b.運転技量の上手・下手は福祉送迎においては、運転者目線のテクニックの
評価ではなく、利用者が安心、快適に乗車できるかがポイントである。
そのためには
・スピード感を感じさせない・発進はゆっくり
(動いたかどうか分からないぐらい)
・加速を感じさせない・曲がる時は減速・マニュアル車は変速ショックを
与えない
を心掛けて、運転するという事です。
⑤今後について希望はありますか
現在の担当業務が長いので、もし可能であるなら、新規案件を担当し、立ち上げ
段階から関わってみたいとも思います。
投稿者:太田越(本社・事業部)