教育関連
貸切バス運転者研修会
昨年1月、軽井沢スキーバス事故を受けて、通常の運転者研修会とは別に、貸切バス等を担当する運転者
を対象とした研修会を初めて実施しましたが、定例研修会として今年も引き続き、行なわれました。
座学においては、グループに分かれて、事故事例を視聴してからの原因分析と回避策についてのグループ 討議およびリーダーによる発表が行われました。ベテランが多い中、自分なりの運転感覚に慣れてしまい、 基本的な安全確認や動作を怠る事から事故に繋がっていると感じ、改めて初心を振り返っていました。
次に、昨年の秋に一部改正された車両の保安基準・運送事業運輸規則についての説明がありました。
実技研修では、主に貸切バスを担当して間もない、チェーン装着に馴れていない運転者に対して、ベテラン
運転者が実演指導を行い、特に雪道上での装着で傾斜地や限られたエリアで作業する状況での留意点について
熱のこもった指導が行われました。
運転者は軽井沢スキーバス事故以降、貸切バスの安全性の確保についての話を耳にする事が増えた事もあり、自分たちが人命を預かっている事の重大性を改めて認識する機会になりました。
投稿者:太田越(本社・事業部)