教育関連
事故多発者講習の現場レポート
当社では、事故惹起者に対して、事故原因の振り返りと再発防止の注意事項を確認
するための講習を実施しておりますが、講習以降に事故を起こした運転者は事故多発
者として、運転教習場での特別講習を実施しております。今回、教習の模様を取材
しました。
【講習プログラムの内容】
①運転特性を確認するために、マイクロバスによる路上走行およびワゴン車に
よる教習場構内での走行。
②ドライブレコーダーの映像を視聴したり実車での距離感の確認を通して、教官が
注意ポイントを指摘し、危険予防を踏まえた運転操作を指導。
③指導ポイントを踏まえて、改めて路上および構内での走行。
④まとめ
の内容で進められました。
運転者は撮影のためか、運転中は緊張した様子も伺われましたが、一通りの講習プロ
グラムを終えて、ホッとしたと感想を漏らしていました。
指導員からは車間距離や自転車や歩行者の側を通過する際の間隔、バック駐車などで
ハンドルを切り回す際の、一旦停止~左右確認の励行といったアドバイスがあり、
運転者は逐次の安全確認を基本にした危険予防運転を心掛けると申しておりました。
会社としては、事故多発者への教育プログラムのみならず、そこに至らない段階での
訓練・講習について内容を随時、検討して事故発生率の低減に繫げていきます。
投稿者:太田越(本社・事業部)