教育関連
交通サポートマネージャー研修
当社は福祉輸送を主要な業務対象としておりますが、障がい者やお年寄りなど交通弱者についての
知識や接遇技術のスキルアップが重要な課題であります。今回、当社の運行管理者が交通エコロジー・
モビリティ財団が主催する交通サポートマネージャー研修に参加しました。この研修は交通事業者の
職員が障がい者や高齢者などいわゆる交通弱者に対する介助や接遇サービスの知識を深めるために、
有識者の講義のみならず、障がい者がアドバイザーとして参加して交通機関の利用にあたっての経験
や意見を拝聴する機会です。
受講内容としては、
・移動困難者(障がい者やベビーカー利用者など)の移動の円滑化を推進するバリアフリー法の説明
と取り組み状況についての講義
・接遇や介助についての認識の洗い出しするためのグループ討議
・障がいの種別毎(聴覚、視覚、肢体不自由など)に日常生活での移動を疑似体験
・車いすの操作や障がい者の誘導の実技
と盛りだくさんであり、プログラムを通じて、交通弱者の移動における困難さや苦労を実感し、その方
たちに対して交通事業者はどのような介助や接遇を求められているか自ら気付くよう促されました。
受講した管理者には今回、学んだ情報や知識を自分の所属する営業所の乗務員に対する指導に役立て、
当社の接遇・介助サービス内容が向上するよう指示しております。
投稿者:小杉(本社・安全運行管理室)