令和元年5月3日（土）、本社営業所において営業所単位での安全講習会が行われ、
ベテラン運転手 を中心とした指導チームが入社年次の浅い受講者に対して安全運転
に向けての講義および実車演習を担当しました。

　カリキュラムは、前半が座学でベテラン運転手による講義の形式を取り、改めて
日頃の「服装」、「挨拶」、「身だしなみ」の基本事項から点検していくという事、
また、最近の事故が実車中よりも回送中しかも特に車庫内での事故が多発している
点に着目し、車庫に戻っても最後の終業点呼を受けるまではとにかく気を抜かない
で緊張感を維持することの重要性について解説がありました。また、ベテラン運転
手から、自らの事故の経験談を語ってもらい、気の緩みや、漫然に運転していた事
に悔いが残っているとの話がありました。
　　
　      　　　　　

　後半は、乗用（ワゴン）組とバス組とに班を分けて、それぞれ、Ｓ字や切り返し
のコース設定の中での実車実習が行われ、また整備課長による車両点検の講座にお
いてはハンマを使ってのタイヤナット・ホイール点検の確認ポイントの解説があり
ました。

　　　　　　


　受講者からは、「今後も定期的に実施して欲しい」、「他の運転手の運転を見ら
れて参考になった」、「無理をしては絶対にダメだ」、「慣れで漫然になっていた」、
「自分の足りない部分が分かった」、「初心を忘れないこと」等々、さまざまな意見
が寄せられ、今後の事故防止に繋がる大変有意義な研修となりました。