教育関連
車掌研修 その1
会社では業務サービスにおける質の向上と職員間のレベルの底上げを図るべく、職種別に職員の業務に
関する知識・技術の付与や接客サービスの心構えや心得の習得の機会となる、研修プログラムの充実を
進めております。
今回、乗客への誘導および安全確保を担当する車掌(添乗員)を対象として、実技と座学の二部構成に
よる研修会を実施しました。
実技講習については、車いすの操作や固定など取扱いに関する内容で行われました。
当社で特別支援学校の送迎バス運転を長年、担当し、車いすの構造など特性や操作方法に熟知した運転者
が講師となり、業務で車いすに関わらない職員にも分かりやすく説明していました。車いすの操作では
限られたスペースの中で力を入れず、利用者の安全を確認しながらの扱いについて何度も模範例を見せな
がら解説していましたが、今まで個々の感覚で車いすを扱っていた参加者も特性を知れば、変に力を入れ
なくてもスムーズに車いすを動かすことができると分かった様子でした。
先ず、車掌が車いすを操作して、現状の問題点
を確認。体の位置や視線の先などアドバイスを
受けました。
昇降リフトのパレットに車いすを誘導する際は
狭い歩道上など実際の状況を踏まえて、小回り
で載せる様に指導を受けました。
力を入れなくても簡単に車いすが操作できる事
を体感しました。
車いすの固定バンドを締める際は、引っ張る
のではなく、体重をかけて押せば、女性でも
楽に締まるとの説明がありました。
投稿者:太田越(本社・事業部)