東京城西営業所ブログ
業務の合間に、暖かい炊き出しで一息 (東京城西営業所)
冬の寒さが続く中、東京城西営業所では暖かい炊き出しを用意して、乗務員に
提供したとの事で、現場に居合わせた本社スタッフが,その模様をレポートします。
あえて割烹着ではなく、ワイシャツの太い腕まくりの慣れた手つきで、うどん
を茹で、手際よく湯切りをしている。もう、何年もこの仕事をしている大将然と
した風格が漂ってくる。
「どうですか、一杯?」。
そう言えば、ほんの30分も前にマクドナルドで、ダブルチーズバーガーを食べ
たというのに、なんだかこれを食べなければ、今日一日大損をしたような感覚に
なって、その一杯をお願いした。城西営業所の年末の風物詩になった、炊き出し
の光景であるが、今年で3回目の実施とのこと。うどんの汁は、市販のだしが
ベースだろうが、みりんを多投しているようで結構濃厚な味である。最近、薄味
に注意している自分にとっては、「ヴっ」とパンチがきいてくる。おそらく、
関ヶ原以西の人には関東風ゆえに、好みの分かれるところであろう。
具材はてんぷらと薬味のネギのみであるが、このてんぷらも、揚げてから時間
が経っているせいか、しんなりとして、これがおつゆによく絡んで、これはこれ
で良いのである。ここは、大井川鉄道のひなびた駅舎にある「立ち食いうどん屋」
ではない。城西営業所の事務室内である。
うどんを提供している大将が、もとは大工さん、いま城西営業所の運行管理者
であると言われても、誰もそんなことは信じないだろう。
投稿者:小林(本社・事業部)