第3回 安全運転研修会を開催しました。 【武州総合サービス静岡㈱】
今回で3回目となる、安全運転研修会を12月8日(土)、昨年と同じ
静岡県総合教育センター ≪あすなろ≫にて開催しました。
冒頭の社長の訓示において、旅客輸送の立場から、
【安全・安心そして信頼と健康】
をテーマに社会福祉に貢献できる業務に感謝しながら、安全に対する想い
【事故の無い運転】について話がありました。
次の所長の挨拶では『100人中99人がルールを守っても、1人が守らな
ければ、信頼はゼロになってしまう。皆さんは常に向上心を持ってルール
を守る行動を大切にしてほしい』との、お願いがありました。
● 研修会の内容紹介
①事故報告と再発防止
・当社が挑戦している「事故3件以下」を実現させるために、
具体的な事故事例を織り交ぜ、事故防止に向けた 注意ポイ
ントを紹介しました
② 視野と動体視力トレーニング
・車の運転では目から入ってくる情報に頼る割合が高く、
視覚の働きは最も大切になるといわれています。
そして運転時における目の役割の中で大事なのが、
視野と動体視力になります。
当社のドライバーも高齢化が進む中で少しでも
事故防止に繋がればと考えて動体視力トレーニング
を取り入れました。
トレーニングは1から4つの項目と、本番モードと分けて
ゲーム式で実施しました。左から右に流れる単語の読み
取りに戸惑った表情も見せていましたが、皆さん真剣に
取り組んでいただきました。
毎朝、歯を磨く習慣と同じように映像のトレーニングを
日々の習慣にして動体視力を向上させていきましょう。
③ グループ討論(後退時の事故防止等)
・日頃、顔を合わせる機会がない運転者同士でのグループ
分けをして、活発な意見交換⁉の中で「討論する時間が
足りない」などの意見もありました。
・トラック、スクールバス、高齢者等の福祉運行、商業施設
を中心とした運行を担当する業務の特徴と毎日の注意ポイ
ント等を事故防止に繋がる共通のテーマで話し合い、また、
当社の課題としている後退事故防止に関して、活発に議論
が交わされていました。
皆さんの意見を参考にして各々が安全運転、事故防止の参考
になれば幸いです。
④ 外部講師:挨拶(笑顔)の重要性と接遇マナー
・挨拶はなぜ大事なのか?
おそらく皆さんも何となくはわかるけど、何でだろう?
とモヤモヤしていることでもあると思います。
挨拶はコミュニケーションのはじめの一歩です。今回の
講習で第一印象で与える挨拶と笑顔を大事にすることで
お客様との信頼感につなげて、その後の会話で楽にする
コツをつかんで人間関係を良くするキッカケにしましょう。
・今回は挨拶の考え方(重要性)と仕事への活かし方を中心に
講習をしていただきました。笑顔の効用は気持ちが明るく
なること、そして、笑顔の連鎖から職場の活性化となります。
より良いサービスを提供してストレス軽減から、やさしい
運転で年間事故件数3件以下に繋げることが私たちの目標に
なっています。
当社の求める運転手は、お客様に
”安全” ”安心” ”信頼”
を提供し、福祉業においても、笑顔で
サービスの提供ができる人材です。
・接遇の心、挨拶と笑顔について参加型の講習で、皆さんが共有
できる機会はこれまでなかったので大変有意義な時間となりました。
挨拶は社会人としての最低限のルールです。職場で挨拶ができない
人は、会話ができないと思われてしまいます。当然お客様との会話
もできないとされ、当社の評価も低くなってしまいます。
挨拶をして損をすることはありません。相手に良い印象を与えて、
その後の人間関係を楽にするためのキッカケになればいいですね。
今回も当日に業務のある運転手を除いてほぼ全員が参加することができ
ました。日頃、離れた場所で業務を行う職員が、一堂に会する機会は研修
会の時だけになりますが、このような機会に意見交換を行い、安全運転の
参考になれば幸いです。
静岡事業所では今後も、職員の研修や訓練の機会を設けて、安全運転と
接遇サービスのレベルアップを図っていく予定です。
投稿者:石原(武州総合サービス静岡㈱)