当社の貸切バス運転者を対象として運転技能向上を図り、また雪山運転
も兼ねて各営業所ベテランから 入社歴の浅い貸切バスを運転する可能性の
ある16人、管理者4人が参加して長野方面での安全運転研修を実施しました。
本社営業所と埼玉中央営業所から大型観光バスに揺られ、7日（土）の初日は
長野県長野市にある自動車運転教習所「ドリームモータースクール昭和」へ。
一昨年以来のドリ ームモータースクール昭和。見覚えのある教習所スタッフ
に歓迎いただき、早速教室でオリエン テーションがスタート。その後、教習
所の大型バスを3台活用して、実技訓練。まずは乗務員の 技量を確認するため、
教習所内の狭いコースによる場内課題走行。先ず教習所の先生が各運転者の
運転技能を把握して、運転に対する課題について指摘を受けました。

　午後は、実技訓練として等間隔に置かれているカラーコーンをスラローム
しながら前進とバック走行。その後、狭路やクランクしている道路を日常運
転の事故事例を踏まえ、安全を考えた具体的 な運転行動がとれるよう教習所
スタッフからの指導のもと、構内を走行。内外輪差とオーバーハング を意識
しながら受講者は普段以上に真剣な表情で実技講習に取り組んでいました。

　実技テストの結果は後日、会社に届くことになっていますが、最後に教習所
スタッフから講評 及びまとめがあり、終了証が交付されて、長い一日が終わり
ました。

　２日目は雪山研修を実施するために志賀高原スキー場に向かい、途中のチェ
ーン脱着所にて、ベテラン乗務員によるチェーン脱着講習を開催しました。
その中で色々な場面を経験している乗務員から貸切運行の経験が浅い職員に対
して積極的にアドバイスしている様子が見受けられました。

　　　　  　　　　　
　
　チェーンを履いて、志賀高原スキー場周辺でコースを設定して全乗務員が雪
道走行を体験しました。雪道走行の経験が少ない運転者はベテラン乗務員の指

導のもと、アップダウンしている雪道コースをギアやアクセル調整を駆使して
の走行を繰り返し、全乗務員が貴重な雪道走行を経験できました。

　次回も色々な場面、状況を想定した研修プログラムを用意し、安全確保に向
けて乗務員のスキルを向上させてまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（投稿：事業部）